アジアカップ

現在行われているアジアカップについて。

日本はトルクメニスタンオマーンに勝利し、順当に決勝トーナメントに進出しました。まずは一安心。

 

ただ、内容については不満に思うファンの方も少なくないのではないでしょうか。もちろんアジアカップを楽に優勝できるとは思っていませんし、怪我人、コンディションの上がらない選手が多くいるなかで、森保監督は最善の選手、戦術でやっているとは思うのですが、どうも森保JAPAN発足以来の良い内容を見ていただけに、消化不良というか、もっと楽な試合内容にできたのでは?という気持ちになります。

 

ただ、アジアカップに初めて出る選手、もっといえば代表で初の公式戦を戦う選手も多くいるので、私なんかでは想像もつかないようななにか、があるのかもしれませんね。

 

これまでの2試合を振り返ってみると、本来の実力を出せていない選手が多くいる印象を受けます。その中でもキャプテンである吉田選手、柴崎選手、北川選手は特にそう感じました。試合に出れていない柴崎選手、シーズンが既に終了し、どこか代表に遠慮してしまっている印象を受ける北川選手はまだ分かるのですが、吉田選手はそのどちらにも当てはまらない。随所で良いプレーをしてはいるのですが、本来はもっと安定感のある選手だと思います。号泣してしまう程に尊敬をしていた長谷部選手の後任として任されたキャプテン。そこにも相当なプレッシャーを感じているのかもしれません。

 

ロンドンオリンピックで吉田選手はキャプテンとして戦い抜き、日本代表をベスト4まで導きました。正直そのときA代表では吉田選手にはまだポカが多く、不安な印象があったのですが、素晴らしい活躍をされていました。キャプテンマークをつけると普段より良いプレーができるってのはあると思うんですよね。

 

レベルは違えど私も学生時代キャプテンマークを託されて、覚悟というか、気持ちの部分で変化があったことを覚えています。そのときに長谷部選手の次は吉田選手が担うべきと思っていたのですが、今は逆にその覚悟を持ち過ぎているというか、気合が入りすぎている、というか。

 

長谷部選手に比べて吉田選手って審判に対しての接し方が高圧的ですよね。

普段プレミアでやっている選手からすれば、中東の笛というのは苦労すると思います。でも審判も人間ですし、吉田選手の気持ちは分かるのですが、宮本選手、長谷部選手のような審判への接し方で変わってくる部分はあると思います。

 

長々となってしまいました。明日は第3戦のウズベキスタン戦。森保監督はこれまで試合に出ていない選手を起用するようです。個人的にはシンプルにサイドを乾選手、伊東選手で突破して武藤選手に上げれば競り勝てると思いますし、北川選手は普段ドウグラス選手と良い連携を築いていますので、武藤選手と北川選手の相性は良いのではないかなと思っています。

 

2位で決勝トーナメントに進んだ方が楽だと言われてはいますが、日本代表の目標はもちろん優勝。乾選手をはじめ、これまで試合に出れずにウズウズしている選手ばかりでしょうからどうせならウズベキスタンを含め強豪相手に全勝して優勝してほしいです!