コパ・アメリカ

 日本代表は6月にコパ・アメリカに参加します。ウルグアイエクアドル、チリと戦うわけですが気になるのはやはり誰が選ばれるのか、ですよね。Jリーグの期間中ですし海外組のアジアカップメンバーはおそらく強制力がないため、招集することができない選手も多くいる。さらには同時期にはU-20W杯があるため、鹿島の安倍選手やFC東京の久保選手も呼べないと思います。
今回は私の考えるコパ・アメリカメンバーを書きたいと思います。招集の条件としては

アジアカップメンバー以外
Jリーグの選手は各チーム1名
③現時点での怪我、コパ・アメリカまでのコンディションは無視

で考えていきたいと思います。もちろんアジアカップに選ばれた国内外の選手がクラブの許可を得ることができれば選ばれるでしょうし、これはあくまで森保監督の招集する選手の予想ではなく、私だったらというお話ですので、予めご了承下さい。

 

GK 

中村航輔柏レイソル
W杯にも選ばれ、森保JAPANでも当然選ばれる選手だと思っていましたが、二度の脳震盪で試合に出れず、最近は代表から遠ざかってしまっています。ただセービング能力は素晴らしいですし、身長が低いのが少し気になりますが、これからの日本代表に選ばれる可能性は非常に高いと思います。中村選手は残留決定ですかね?レイソルがJ2で攻め込まれる試合というのはあまり多くない気がしますが、まずはまた試合感を取り戻し、福岡時代の様なプレーを再びJ2で出来れば、一気に日本代表の守護神にもなりえる存在だと思います。


小島亨介(大分トリニータ
現段階での東京オリンピック世代の守護神最有力の選手です。正直私は代表の試合での小島選手しか観れていないのですが、印象としては中村選手と似たタイプなのではないかなと思います。身長はそこまで高くありませんが、セービング能力が高く、安定感のある選手という印象です。東京オリンピック世代では常に選ばれ続けているので、森保監督の信頼も厚いと思います。

波多野豪(FC東京
なんといってもまずは身長でしょう。197cmと世界基準のスケールをもつ選手。波多野選手はFC東京U-23の試合を観ていて面白い選手だなと思いました。ポジショニングやボールを弾く位置などはまだまだ改善できそうですが、素材は間違いないですし、期待を込めて。同世代の山口瑠伊選手と悩みましたが、波多野選手にしました。

CB

昌子源トゥールーズFC
早速リーグ・アンでスタメンを確保している昌子選手。ただやはりJリーグではあまり見なかった抜かれ方やポジショニングをしていますね。良い意味で悪戦苦闘していると思います。W杯でも素晴らしいプレーをしていました。語弊があるかもしれませんが、仮に昌子選手がブラジル人だったら、W杯後はもっと今より市場価値が上がっていたと思います。そのくらい良いプレーをしていました。昌子選手もこれからの日本代表にまず間違いなく選ばれるでしょうし、さらにいえば吉田選手からDFリーダーの座を奪うほどの活躍をしてほしいと思います。


植田直通サークル・ブルッヘ
移籍後の植田選手をあまり観れていないのですが、出たり出なかったりという感じのようですね。高くて強くて速い。素材は間違いなく日本の中でトップクラスですし、なによりあの面構えはすごいですよね(笑)GKとDFって能力はもちろん面構えも大事だと思うんですよね。味方からしたら頼もしい、相手からしたらビビるような面構え。実は物静かで優しい性格のようですが、植田選手は日本代表に選ばれ続けていましたがなかなか出場することができない状況が長かったので、これからに期待したいです。個人的には思い出したくもないベルギー戦。フェライニ選手が出てきてパワープレーをしてくると誰もが容易に想像できたのですから、長友選手を一列上げ、乾選手に代えて植田選手が出ていれば、結果は変わっていたのではないかなと思ってます。


中山雄太(PECズヴォレ
東京オリンピック世代のキャプテンを担うであろう選手。私のいま好きな選手のひとりです。U代表では冨安選手とCBを組み、観ていて非常にバランスのとれた面白いコンビだったことを覚えています。対人に強くテクニックに優れたCBという印象で、他にもSBやボランチもできます。昨シーズンの終盤はボランチで得点もしていました。私は中山選手にはボランチで育ってほしいと思います。ある程度身長があり、囲まれても落ち着いて対応できるスキルがあり、パスセンスもシュートレンジもある。レフティーというのも魅力があります。ただ、PECズヴォレは現時点で中山選手をCBで考えているようで。長谷部選手の後釜は現在遠藤選手が第一候補ですが、中山選手もそこに食い込める能力を持っていると思います。


立田悠悟(清水エスパルス
清水ではSB、U代表ではCBを担っている選手です。身長が189cmあり、パスセンスもある選手です。CBというのはひとつのミスで即失点をしてしまうポジションです。そういう意味ではまだ立田選手は少し危ない。代表でも清水でも安易なミスから失点をしてしまうことがありました。ただ、冨安選手を観てしまってるので感覚が少しマヒしてしまっているかもしれませんが、まだまだ20歳。吉田選手を悪く言うつもりはありませんが、吉田選手も20歳の頃はまだ線が細く、ミスをしてしまう選手だったと思います。それがいまやサウサンプトンのキャプテンを務めるほどの選手となりました。清水サポさんには申し訳ありませんが、海外に挑戦してほしい選手のひとりです。

 

長くなってしまいましたので、続きはまた改めて書きたいと思います。こうやって選手選考やフォーメーションを考えるのって楽しいですよね。もしよろしければまた見て頂けたらと思いますし、自分だったらというのがあれば教えて下さい!