コパ・アメリカ②

コパ・アメリカ」の続きになります。

 

GK
中村航輔 小島亨介 波多野豪

DF
昌子源 植田直通 中山雄太 立田悠悟

 

 

SB

松原健横浜F・マリノス
身長があって運動量があるSBだと思います。昨シーズンのマリノスのSBは変則的な役割を担い注目を浴びました。その中で逆サイドの山中選手がピックアップされがちではありましたが、上がるタイミングやポジショニングなど、チームのバランスを保っていたのは松原選手だと思います。山中選手が浦和レッズに移籍した今シーズンの松原選手には目に見える結果を期待しています。


藤谷壮(ヴィッセル神戸
17歳でJ1デビューをし、爆発的なスピードと運動量がある選手です。攻撃面では輝きを見せていますが、まだ守備に不安がありおそらく今シーズン序盤は神戸の右SBは西選手になるのではないでしょうか。そこから藤谷選手がどう動くか。既にA代表に招集され今シーズンから同じチームになる初瀬選手と悩みましたが、逆に言うと西選手という良いお手本がいるのですから、良い部分を盗んでポジションを奪ってほしいと思います。

山中亮輔浦和レッズ
昨年、日本代表史上最速ゴールを決めた山中選手。しかし残念ながらアジアカップには招集されず。まだ少し守備に不安がありますかね。スピードがありますしクロスの質も高いので、オリヴェイラ監督に鍛えられ浦和レッズで年間通してプレーすることができれば長友選手の後任となれる存在だと思います。


杉岡大暉(湘南ベルマーレ
昨年のルヴァンカップMVPですね。元々はCBの選手なので守備力もあり、レフティーで山中選手よりは少し質が落ちますが、良いクロスをあげることができます。それこそルヴァンカップ決勝の様なミドルシュートもありますし。ただ、立田選手同様たまに凡ミスをしてしまうことがありますね。でもまだ20歳ですから。杉岡選手もサポさんには申し訳ありませんが、海外に挑戦して世界レベルのSBになってほしいと思います。

MF

小林祐希SCヘーレンフェーン
最近はあまり試合に出れていないのかな?本田選手を彷彿させる強い気持ちを持ちながらも、決してエゴイストというわけではなくリンクマンのようなプレーもできる選手だと思います。良いセットプレーを蹴ることができますし。なんでこんなに代表から遠ざかっているのか私には分かりませんし、ほぼ毎シーズン移籍を掲げてなかなか実現できていないようですが、コパ・アメリカで活躍をすれば代表にもさらに上のクラブにもいけると思いますし、なにより小林選手はそういうチームにとっても個人にとっても大事なときに活躍できる選手だと思っています。運とは少し違うかもしれませんが、本田選手はアジア予選やW杯、そしてCLといつも大事な場面で結果を残してきた選手だと思います。私は小林選手も同じ雰囲気を持っていると思っています。


守田英正(川崎フロンターレ
昨年大ブレイクの選手でしたね。申し訳ないですが大学時代の守田選手をよく私は知らないのですが、決してエリートとはいえないサッカー人生を歩んできたようですね。それがプロ1年目で日本代表ですから。本当なにが起こるかわからないですよね。初めてフロンターレで守田選手を見たときに驚いたのが、もう何年もフロンターレに所属しているかのようにプレーをしている様に見えたことです。正直ネット選手が名古屋へ移籍してフロンターレの弱体化を予想していたのですが、まさにいぶし銀といいますか、常に攻守で良いポジションにいてフロンターレの華麗なパスワークや流動性に拍車をかけている選手だと思います。

 

井手口陽介SpVggグロイター・フュルト

ロシアW杯を決めたオーストラリア戦。まず間違いなく井手口選手はW杯に出場すると思ってました。同じ考えの方がほとんどだったのではないでしょうか。しかし、井手口選手はW杯前の移籍期間で海外に挑戦した。これもおそらくほとんどの方が今ではなくW杯後で良いのではないかと思ったのではないでしょうか。結果は現段階では失敗だったかもしれません。試合に出れずに大怪我をしてしまいました。ただ井手口選手もまだまだ若い。まずはじっくり治して万全の状態に戻すことができたら、井手口選手も世界を舞台に戦える選手だと思います。私は山口蛍選手や井手口選手の様な猟犬タイプの選手が好きなんです。終盤のきつい時間でもチームのために走れる選手。味方にいたら頼もしい限りですよね。そして、猟犬タイプで真っ先に思い浮かぶのはガットゥーゾ選手。ACミランとは言わないまでも、井手口選手にはプレースタイルにも合うでしょうし、いずれイタリアに挑戦してほしいなと思っています。

 

板倉滉(FCフローニンゲン

今シーズンからオランダに拠点を移した板倉選手。ベガルタ仙台ではCBで出場していましたが本人はボランチで勝負したいようですね。プレーを見る限り私もボランチの様な気がしますがU世代でもCBで出ることが多いですね。対人に強いですし身長も186cmと高いのでCBとしても大成する可能性はありますが、割とCBは充実していると思うので私としても板倉選手はボランチで勝負して頂きたいと思っています。まだ現時点で公式戦は出れていないですが、フローニンゲンの練習試合ではボランチとして出場していた様なので、期待したいと思います。

 

 

今回はここまでにしたいと思います。
アジアカップでも怪我で最終的にボランチが2人しかいない状態になってしまいましたので、西野監督ではないですがポリバレントな選手を多く選出しています。こう考えると東京オリンピック世代の選手は複数のポジションを高いレベルでプレーできる選手が多いですよね。改めて今回の様に東京オリンピック日本代表メンバーの予想はしたいと考えているんですが、オーバーエイジが必要ないんじゃないかというくらい面白い選手がたくさんいるので、選びきれていません。コパにも当然オリンピック世代の選手が選出され、良い経験を積めると思いますので近い将来チームとしても個人としても黄金世代を超える結果を残せるかもしれないと本気で思っています。