U-20W杯、コパ・アメリカ

お久しぶりです。なかなか忙しく、自分の日記のような役割でもあるこのブログを書くことができていなかったのですが、その間にたくさんのことがサッカー界だけでもありましたね。


まずはJリーグ。全試合を観れているわけではないのですが、結果だけ見ますと、順当といいますか、開幕直後に好調だったチームは引き続き結果を残し、あまり調子の良くなかったチームはまだ切り替えがうまくいっていない印象です。切り替えができて上位にいるのは川崎くらいでしょうか。逆に神戸、広島は少し調子を落としてしまっていますかね。まあ広島はACLもあり、かつ決勝トーナメント進出を決めましたから、そこまで悪い印象はないのですが、神戸は少し心配ですね。監督が辞任(?)し、吉田監督が復帰しました。いまはまだ模索中という感じでしょうか。他のチームに比べ個人能力の高い選手が多いのは間違いないので、なんとか調子を戻してほしいですし、イニエスタ選手がACLに出場するのを観たいです。


その他気になるチームはレッズ、ガンバですかね。レッズも山中選手、鈴木選手、杉本選手をはじめ最も大量補強をしたチームのひとつだと思います。ただ、開幕前に予想されていた順位ではないですね。4バックにしたりと試行錯誤をしているようですが、せっかく選手層が厚いのですから、柴戸選手や汰木選手などもう少し新しい選手を使っても良いとは思います。
逆にガンバは今季そこまで大きい補強はせずに今シーズンに臨み、メンバーもほぼほぼ去年と変わらない感じですね。若い選手を多く使う宮本監督ですが、その中でも遠藤選手は変わらずスタメンで出場し、結果を残しています。あの落ち着きはさすがです。空間認知力というか周りの状況を理解する速さが尋常じゃないと思います。いつまでも遠藤選手をベースにチームを考えるのは危険ですが、それでもまだまだ遠藤選手は必要な存在だと思います。

 

磐田と清水もまだまだ本調子じゃないようです。どちらも現在2勝ずつで、私の勘違いだったら申し訳ございませんが、チームのやりたいように戦った上での完勝というのはまだないと思います。どちらも得点が少ないですね。磐田は現時点で新規加入のロドリゲス選手がチーム内得点王、アダイウトン選手が2位タイということで、外国人選手の個人能力でとっている感じが否めないかなと思います。清水も北川選手を中心に惜しいシーンは多くありますが、あと一歩という印象です。ただドウグラス選手が復調してきましたし、これからどうなるか楽しみです。個人的な希望としてはレスターを退団した岡崎選手をもう一度エスパルスで観たいと思いますが、私の記憶では、移籍時にごたごたしてしまったと思うので、少し難しいですかね。

 

あとはU-20W杯のメンバーが発表されました。久保選手と安倍選手がメンバーには入らず、コパ・アメリカに参加することが濃厚とのことです。私はどちらかといえば本気でU-20W杯に挑んでほしかったので彼等の選外は残念ですが、まあ中村選手、斉藤選手、西川選手など楽しみな選手がいるので、注目したいと思います。ただ、守備陣は正直不安ですよね。大迫選手もコパ・アメリカが濃厚で、同じく守護神候補の谷選手、守備の要と期待されていた橋岡選手は怪我で選ばれず。
そういった難しい状況の中でも、影山監督はメンバー発表時に「最高の成績を目指す」と頼もしい発言をしてくれたので、もちろん全力で応援したいと思います。


そして、コパ・アメリカ。上記3名が選ばれるということはFC東京、鹿島、広島からはもう選ばれないということでしょうね。メンバーはどうなるのか。東京オリンピック世代と海外組の融合と噂されていますが、なんと同時期にオリンピック世代が出場するトゥーロン国際大会もあるようで。観る側からすれば楽しいですが、メンバー選考をする側で考えると、なかなか大変な期間だと思います。
Jリーグを観ていて印象的なのは横浜の三好選手。起点にもなれるし、決定的な仕事もできる選手だと思います。クラブ、それからU代表を合わせると今シーズンのアシスト数が既にすごい数になってると思いますが、A代表には呼ばれないのでしょうか。あくまで個人的にですが、タイプ的には久保選手と三好選手は近いと思っています。詳しくは後日改めて書きますが、東京オリンピックのメンバーは難しいですよね。オリンピック世代だけでも良い選手がたくさんいるのに、オーバーエイジの可能性もあります。さらには18名しか招集できないので、どちらも素晴らしい選手なのは間違いないのですが、もしかすると久保選手、三好選手はどちらかしか招集しない可能性もあります。どちらかしか呼べないと仮定すると、これまでは久保選手がリードしていると思っていましたが、昨年からの三好選手の活躍を考えると、とても悩ましいと思います。


まずはU-20W杯で強豪相手にどのような結果を残すことができるのか、そしてコパ・アメリカは誰が選ばれ、どういったサッカーをするのか。オリンピック世代中心に戦うのであれば、久しぶりにA代表の3バックが観れるかもしれません。