EAFF E-1サッカー選手権メンバー

12月10日~18日、日本代表は中国、香港、韓国と試合を行います。国内組のみで戦うことを森保監督は明言していますが、気になるのはオリンピック世代の選手たちも招集されるのか。というのも12月28日にジャマイカとの試合があり、来年1月9日からはU-23選手権があるので、12月10日~18日、日本代表は中国、香港、韓国と試合を行います。国内組のみで戦うことを森保監督は明言していますが、気になるのはオリンピック世代の選手たちも招集されるのか。というのも12月28日にジャマイカとの試合があり、来年1月9日からはU-23選手権があるので、U世代の選手たちはオフが少ないんですよね。なのでE-1はオリンピック世代以上の国内組のみで戦う可能性もあると思います。ただ選手には酷ですが先日のコロンビア戦を考えると、出てほしいですね。あと気になるのはフォーメーション。U世代の選手を招集すると仮定して、コパアメリカはU世代が多い中、A代表のフォーメーションで戦いました。いずれにせよメンバーが発表されれば、ある程度フォーメーションも分かると思います。
そこで今回は予想というよりは、私の希望メンバーを書いていきたいと思います。

GK
林彰洋  中村航輔  大迫敬介

FC東京柏レイソルの躍進の原動力は、なんといっても失点数の少なさでしょう。その中で林選手と中村選手の活躍は素晴らしかったと思います。どちらも日本代表選手としての出場はまだ少ないですが、代表正GKになれる素質はもっていると思います。川島選手、権田選手は所属チームで試合に出れていないなか良いプレーができていますが、国内組で試合に出続けている選手には負けないでほしいですね。代表のチーム内競争を高めるためにも、今度継続して招集されるくらい活躍してほしいと思います。特に大迫選手が評価を高め、この若さでA代表の守護神になったら面白いのですが。98年W杯、川口選手は23歳で既に守護神として出場しました。大迫選手も22年W杯時は23歳。素質や最近の経験を考えると、十分あり得る話だと思います。
他には鳥栖の高丘選手やG大阪の谷選手も観てみたいですね。


DF
畠中槙之輔  立田悠悟  町田浩樹  渡辺剛
永戸勝也  杉岡大暉  室屋成  橋岡大樹

これまで継続して招集されている畠中選手を中心に、オリンピックで誰が冨安選手の相棒を務めるのか、の話になってくるのではないでしょうか。コパにも招集された立田選手、クラブで継続的に出場し、評価を高めている町田選手と渡辺選手にしました。他には原選手や岩田選手、瀬古選手もチームで試合に出場していますが、やはり高身長のレフティーというロマン溢れる町田選手、そして林選手同様、堅守のFC東京でレギュラーとして出場し続けた渡辺選手が良いんじゃないですかね。実際ブラジル戦はこの3人で良い守備をしていたと思います。
SBもブラジル代表相手に健闘していた杉岡選手、橋岡選手にしました。どちらも高さと守備力のある選手なのでブラジル選手相手にも負けていなかったと思います。このままチームで出場し続けていれば、オリンピックもほぼ当確なのではないでしょうか。
そして永戸選手。今季のアシスト数を考えれば招集されてもおかしくないと思います。昨年までは良い選手だけど守備に少し不安があるという印象だったのですが、今季は守備力も向上していると感じました。中島選手がサイドを上がり、永戸選手に戻して高精度のアーリークロス。日本の新しい武器になる可能性もあると思います。
他には川崎の奈良選手、神戸の酒井高徳選手を観たいです。確か酒井選手は長距離移動の影響で代表引退されたと思うのですが、国内に戻ってきたのであれば、代表に復帰してくれるのでしょうか。

MF
山口蛍  橋本拳人  大島僚太  矢島慎也  田中碧
仲川輝人  宇佐美貴史  古橋亨梧  遠藤渓太

ポイントは大島選手ですね。惜しくもベネズエラ戦に出番はありませんでしたが、代表で絶対的存在となりつつある柴崎選手に危機感を与えられる選手だと思います。そもそもロシアワールドカップも最初は大島選手の方が序列が高かったのが、怪我をしてしまい、代わりに出た柴崎選手が大活躍をしたんですよね。柴崎選手が素晴らしい選手だということは百も承知ですが、所属チームで出れていない状態で代表の絶対的存在となるのは少し違和感を感じます。そういう状況でも大舞台で活躍できる選手だということを柴崎選手自身が証明していますが、代表のレベルアップにはチーム内競争が必須だと思うので、ぜひ結果を残してほしいです。
そして、それは田中選手にも言えることで、先日のコロンビア戦の敗戦は田中選手不在の影響が大きいという声が多かったですね。守備にも定評がありますから、ぜひオリンピック前にA代表に定着するくらいの活躍を観せてもらいたいと思います。
展開力があり、運動力もある。矢島選手は今シーズンさらに大きく成長した選手だと思います。昨シーズンまでは怪我の影響もあり、なかなか試合に出場できていませんでしたが、今シーズンは安定して試合に出場し、遠藤保仁選手が不在のときも試合を作っていたと思います。
そして、今シーズンを語る上で仲川選手は外せないでしょう。圧倒的なスピード、その状態でも正確なプレーができるテクニック、そして決定力。だけではなく、利き足ではない左でも高精度のシュートを打てる仲川選手はMVP最有力ではないでしょうか。
宇佐美選手もやはりJリーグでは別格かなと思います。国内だけでしか活躍できないのではなく、日本人がいないと本来の能力を出せないんじゃないですかね。事実2部とはいえ、原口選手が同じチームにいたときはドイツでも良いプレーを連発していましたから。オフェンス面で他の選手にはないものを持っているのであれば、無理に守備を求めるのではなく、それを補うチームを作ればいいと私は思います。
他には湘南の齊藤選手、広島の森島選手。既に多くの同世代の選手は海外に挑戦していますが、Jリーグで着実に試合に出続けているこの2人も忘れてはいけません。
それから横浜FCの松尾選手、中山選手。正直に言うと今シーズン途中まで知らず、斉藤光毅選手目当てで試合を観ていたのですが、どちらもプロ初年度にも関わらず大車輪の活躍で、この2人がいなかったら昇格もなかったかもと思ってしまう程の衝撃を受けました。松尾選手はまだ大学生なんですよね。ベテランと若手が融合した良いチームだと思うので、来シーズンのJ1でも暴れてほしいと思います。

FW
永井謙佑  オナイウ阿道  上田綺世

オナイウ選手も今シーズン飛躍した選手の1人ですよね。元々身体能力は高く、最近ではポストプレーや競り合いの技術が向上したように思います。もっと早く招集されてもおかしくない程の活躍をしていたと思いますが、まあ最近の日本代表FWはいかに2列目を活かせるか、がポイントとなってしまっている感じがありますので、森保監督がFWになにを求めているのか、は今度の注目ポイントとなってくるでしょうね。
上田選手と小川選手のどちらを呼ぶかは悩みましたね。最近でいえば小川選手の方がクラブで結果を残しています。長身で技術もある、私の中でタイプ的には浦和の杉本選手と似ていると思います。一方、上田選手は柳沢選手のように動き出し、スペースを作るのがとても上手だと思います。
先日のコロンビア戦は元々前後半と決めていたのか、それとも前半の上田選手の状態をみて後半開始から小川選手を使ったのか。確かに上田選手はあまりインパクトを残せなかったかもしれませんが、それは上田選手というよりチームとして機能していなかった部分が多々あると思いますので、もう一度観てみたいと思い上田選手にしました。
他には西川潤選手。先日のU17W杯でも結果を残しましたが、オリンピックメンバーに入るには、まだまだ結果を残さなくてはならないと思います。少し余談となりますが最近は世間の注目を集めることが難しくなっていると思います。まあ対戦相手の関係もありますが、視聴率もあまり良くはない。そういった状況で西川選手の能力は間違いないですし、なにより若くイケメンなので、あまりサッカーに興味ない方でも観てもらえるのではないかなーと思います。客寄せパンダのように書いてしまい申し訳ないですが、日本サッカーの将来を考えると、そういった部分も重要だと思います。


というわけで、私の考えるスタメンはこちらです。

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私の中でイニエスタ選手に一番近い日本人は大島選手なので、古橋選手との連携はハマるんじゃないかなーと思っています。同じチームの山口選手に後ろをカバーしてもらい攻撃に専念してほしいと思います。あとは両サイドのマリノスコンビ。両サイドを切り裂いてほしいと思います。それから上田選手の動き出しと永戸選手のアーリークロス。永戸選手の守備に関しては橋岡選手が少し中に入り3バック気味にもなれますし、空中戦は隣に町田選手がいるので問題なし。うん。想像するだけでワクワクするなー。