日本代表メンバー発表

日本代表メンバーが発表されました。

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予想していたメンバーとは5人違いました。3人以内には抑えたかったので、残念です。
まずは川島選手。引き続き呼ばれましたね。コパでも結果を出し、W杯予選が始まるために川島選手の実力、それから経験を必要としたのでしょうか。中村選手を再び呼んでほしい気持ちがありましたが、J2は代表期間も試合がありますし、首位にいる柏目線で考えると良かったですね。


室屋選手、杉岡選手が選ばれると思っていたのですが、室屋選手は怪我から復調しつつあるという状態のようですね。杉岡選手が選ばれないというのは少し意外ですし、両サイドができるとはいえ、純粋なSBが安西選手含め3人ということは、3バックの可能性もあると感じました。
ミャンマー戦はほぼ間違いなく守備を固められ、日本が攻めあぐねるというシーンが多くなると思います。どうしても楽勝というイメージがつきません。本来は圧勝しなければならない戦力差だとは思いますが、初戦でアウェイですし、予選を初めて経験する選手が多いですから。なんとか早い時間に点をとりたいと考えた場合、3バックのWBにすることにより相手の守備を中央から外へ分散させることができると思います。中島選手や堂安選手は外から中に動く選手なので、中は相当スペースがないことが容易に想像つきます。なので外から原口選手や伊東選手が攻めれば、中央にもスペースができてきて前線の選手がより効果的になれると思います。


前回、原口選手が無所属と書いたのですが、ハノーファー所属でした。大変失礼致しました。しっかりと試合にも出ていましたね。
中盤では山口選手が選ばれると思っていました。遠藤選手は移籍して間もなくですし、神戸での山口選手の貢献はここ最近さらに凄みを増していましたから。決して遠藤選手がいらないといっているわけではなく遠藤選手にはまずはクラブで結果を残せるように準備してほしかったです。
今回は海外組が19名ということで、メンバー発表の会見では親善試合と決して強豪とはいえないミャンマー相手にベストメンバーともいえる選出をした森保監督に質問が飛んでいましたね。移籍組が多い中で呼ぶ必要があったのか、と。ここからはなんの信憑性もないただの私の妄想ですが、久保選手の招集は完全に「大人の事情」も絡んでいるでしょうね。もちろん実力的にも呼ばれて当然の選手ではありますが、実際に観戦に行く方の一番観たい選手を聞いたら間違いなく1位は久保選手ではないでしょうか。いわば客寄せパンダ。でもしょうがないとは思います。実際に私もその1人ですし、ファンの獲得、協会に入るお金、というのも大事な要素ですから。よく親善試合の相手や選考に対して協会への悪口が見受けられますが、私は日本サッカー協会はすごいと思います。初めてW杯に出てから20年でこれだけ海外に挑戦できる選手を輩出し、W杯グループリーグ突破率も日本は確か上位なんですよね。


国内組4名のうち、2人がFWでした。鎌田選手は選ばれませんでしたね。フランクフルトで着実に試合に出場していて、公式戦で目に見える結果はまだ出ていませんが、招集させるのではないかと思っていました。それこそチームの中心になれるか大事な時期ではありますから、今回は見送られたのでしょうか。あとは密かに私が期待していたのはオナイウ阿道選手。昨シーズンから山口で活躍していたのは知っていましたが、今シーズンはさらに覚醒したといっても良いのではないでしょうか。キープもパスもできますが、なによりシュートの意識がすごいと感じます。実際結果が出ていますし。どちらかは選ばれると思っていたのですが、残念ながら今回はどちらも選ばれませんでした。永井選手は相変わらず好調ですし武蔵選手も着実に結果を残してきていますから異論はありません。永井選手のスピードがミャンマー戦に活きるかは少し疑問ですが。


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こちらはもうボロボロです。まず23名で予想していましたし、中山選手はこちらに選ばれると思っていましたが、怪我ですかね。チームでもベンチ外のようです。あとはAZがフライング発表をしたと報道された菅原選手、中村選手、三好選手は呼ばれると思っていましたが、移籍組ということで今回は考慮されたのでしょうか。長年この世代で呼ばれていた鳥栖の原選手やFC東京で出ている渡辺選手が呼ばれるかと思っていましたが今回は外れました。それにしても本当に既にチームでレギュラーの選手が多くてワクワクしますよね。U20W杯メンバーの齊藤選手や瀬古選手も既にJ1チームでレギュラーですし、なんなら次のパリオリンピック世代の選手も既にレギュラーで出ている選手も結構いるんですよね。今から楽しみでしょうがないです。


サイドの選手がMF登録なので、やはりこの世代は基本的に3-4-3なのでしょうか。
この世代のメンバーが多く招集されたコパ・アメリカは4バックでしたが、本番であるオリンピックはどうなるのでしょうね。以前にも書きましたが、既にA代表や海外でやっている選手が多いので、あまり本番までに全員が揃うことがないと思います。チームとして揃う時間がなく、せっかく兼任なのであれば、A代表とU代表で同じサッカーを目指すべきだと個人的には思っています。


安部選手のバルサBでの試合を観たのですが、凄いですね。何度も何度も削られながらも仕掛けていく姿に感動すら覚えました。その前には選手登録が間に合わずトップの練習に参加したとのことで、安部選手も「もっている」選手だと思います。
元祖?「もっている」選手の本田選手が経営に携わっているスクール出身ということで納得です。元々鹿島は現札幌の岩崎選手を獲得しようとしていたが岩崎選手が京都を選び、代わりに獲得したのが安部選手というのは割と有名な都市伝説ですよね。そんな安部選手はすぐに鹿島で活躍し、10番を背負うことになりました。今回も元々バルサは久保選手を獲得しようとして、よりにもよってレアルマドリードに移籍され、そのあとに獲得したのが安部選手。いまはニュースもなにかと久保選手ばかり取り上げられ、安部選手の移籍が決まった際、国内外で色々言われていましたが、近い将来には立場が逆転しているかもしれません。